前回に引き続き、感想をかいていきたいと思います。
どんな人が出ているの?
主な出演者の方は以下の通りです。
ジーザス・クライスト・・・マイケル・K・リー
イスカリオテのユダ・・・ラミン・カリムルー
マグダラのマリア・・・セリンダ・シューンマッカー
ヘロデ王・・・藤岡 正明
カヤパ・・・宮原 浩暢
ペテロ・・・テリー・リアン
ピラト・・・ロベール・マリアン
シモン・・・柿澤 勇人
アンナス・・・アーロン・ウォルポール
歌もセリフも全て英語
見てお分かりの通り、大半が外国人の方です。
そのため、コンサートも全て英語で歌われます。
ただ、私のようにあまり英語が得意じゃない人に対しての慈悲のサービスはちゃんとありました。
舞台の左右に和訳した歌詞をLED掲示板でその都度出してくれます。
チラチラ見る必要はありますが、私は十分楽しめました。
出ていた俳優さんについて
同僚の1人がユダ役のラミン・カリムルーさんのファンで、誘ってもらったことから、
今回参加することになりました。
ちなみに彼のどこが良いのか尋ねたところ、
声量が半端ないかつ綺麗、そして何より人間的にとても素敵な方だから!とのことでした^^
ミュージカルでは珍しく(いつもヘッドセットのイメージ)、マイクを持って歌う形だったのですが、
マイクがいらないくらい、声量がすごい!!
ビリビリ響いてくる感じでした!
そして、日本人の役者さんについてですが、普通に違和感なく英語で歌ってらっしゃいました。
その中でも私の中でピカイチ(古っ)だったのが、カヤパ役の宮原さんです!
バリトンの声がとっても良い!!
低くて、声量もあって、かっこよくて、きゃー!!となっておりました笑
ジーザス側から見ると悪役なのですが、いい感じでヒール役に馴染んで?らっしゃって、
出てくるたびにおーー!!!ってなっていました笑
ミュージカルの中では笑われる機会はないのですが(役柄上当たり前)、
最後の挨拶の時にニコッと笑われていた笑顔が素敵でした。
あと、印象に残ったのはヘロデ王の藤岡さん。
高い場所で、高級そうな椅子にいやーな感じで足組んで座って出てこられたのですが、
拍手を求めたり、場を盛り上げるスキルが素晴らしい。重たいシーンなのに、笑ってしまいました。
演出について
お話の中で、ジーザスが鞭打ちの刑や磔の刑にされたりするシーンがあったのですが、
特段セット等もなく、どう表現するんだろうと見ながらも気になっていました。
結論、どちらともセット等を使わずに、音や照明、セリフで表現されていました。
特に鞭打ちの刑がとても印象深かった。
ピラトが鞭打つ回数を数えるシーンがあるのですが、
「なんでこいつは命乞いしないんだ?」
「何、普通に罰を受けても平気なんだ??(ジーザス)怖い!!」という心理が
セリフの言い方(鞭打つ数を数える)、バックミュージック、照明で
とても良く表現されていて、ピラトの恐怖心がこちらにも伝わってきました。
終わりに
今回、初めてロックミュージカルに行くことができて、とてもいい経験になりました。
チケット確保は結構激戦だけど、また見に行ける機会があったらぜひいきたいと思います^^
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